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仮想化のゲストOSとしてのLinux【LPIC level1】

目次

  • 仮想化とは?
  • クラウドコンピューティング
  • クラウドサービスの分類
  • IaaS(Infrastructure as a Service)
  • PaaS(Platform as a Service)
  • SaaS(Sofrware as a Service)

仮想化とは?

仮想化とは、コンピュータリソースを実際の物理的な構成にとらわれず、論理的に分割・統合して提供する技術です。仮想化の対象となるコンピュータリソースにはサーバやOS、ストレージ、ネットワークなどがあります。

クラウドコンピューティング

クラウドコンピューティングとは、サーバ、ストレージ、アプリケーションなどのリソースをすべてクラウドに置き、それらのリソースをサービスとして利用するコンピューティング環境です。

仮想化技術によって物理的な制約を回避し、迅速、柔軟に、必要なときに必要な分だけコンピューティングリソースをサービスとして利用できるようになっています。

クラウドサービスの分類

クラウドサービスを構成要素で分類すると、主にIaaS、PaaS、SaaSに分類できます。

IaaS(Infrastructure as a Service)

IaaSとは、クラウドサービス提供者が、ネットワークからOSまでをサービスとして利用者に提供する形態です。

クラウドサービス提供者が管理する物理サーバ上で仮想マシンを起動し、利用者は仮想マシンを自由に扱うことが出来ます。ミドルウェアやアプリケーションは必要に応じて利用者自らが仮想マシンにインストールします。

PaaS(Platform as a Service)

PaaSとは、IaaSでの提供部分に加えてアプリケーション実行環境まで提供されます。

つまり、開発環境やデータベース、プログラミング言語の実行環境などが提供され、すぐに開発に利用することが可能です。

SaaS(Sofrware as a Service)

SaaSとは、アプリケーションそのものが提供されます。

従来はパッケージソフトウェアとして提供されていたものをインターネット上で提供するスタイルです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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