IT

ITインフラやインフラエンジニアの仕事について

  1. ITとは
  2. アプリケーションとは
  3. ITインフラとは
  4. ハードウェア
  5. ソフトウェア
  6. インフラエンジニアの仕事
  7. 設計
  8. 構築
  9. 運用保守

ITとは

ITとは、パソコンやスマホなどのコンピューターやネットワークを使った情報技術のことです。

私たちは、スマホやパソコン等からアプリケーションを使うことで、ITを利用しています。

アプリケーションとは

アプリケーションとは、コンピュータにインストールされている利用者の目的に応じて作成されたプログラムのことです。

私たちは普段からゲームや動画配信サービス、SNS、検索エンジン、メール、ネット通販など様々なアプリケーションを利用しています。

仕事でも、メールや資料作成、勤怠管理、顧客管理等、様々なアプリケーションを利用しています。

アプリケーションは単体では存在も動作もできないので、スマホやパソコン等の機器(デバイス)が必要です。

また、デバイスを使用するためにはOSやミドルウェアが必要ですし、サービスを提供するサーバーやデータを保存するストレージ、そしてそれらを繋げるネットワークも必要です。

このようにアプリケーションを利用するためには必要なものはたくさんあります。

ITインフラとは

ITインフラとは、アプリケーションを利用するために必要なものです。

それだけでは分からないと思いますので、まずは大きく2つに分類分けすると「ハードウェア」と「ソフトウェア」に分けられます。

ハードウェア

ITインフラにおけるハードウェアとは、スマホやパソコン、ネットワーク機器等私たちが直接触ることができる物理的な機械のことです。

ITインフラにとって代表的なハードウェアには、物理サーバーやストレージ、ネットワーク機器があります。

ソフトウェア

ITインフラにおけるソフトウェアとは、ハードウェアを動かすためのOSとアプリケーションとOSの間で補助的な役割をするミドルウェアがあります。

インフラエンジニアの仕事

インフラエンジニアの仕事はITインフラの設計、構築・運用保守があります。

設計

設計とは、インフラを作る目的を明確にし、それを達成するために必要な機能や性能、条件などをまとめ、企画書や設計書を作成します。

インフラを作る時には、必ず目的があります。まずはインフラを作る目的をしっかりと理解し、それを達成するために必要な機能や性能をまとめます。その中にはコストやスケジュールも含まれます。それらの要件を満たす企画書や設計書を作成し、決裁者に判断を仰ぐことがインフラ設計です。

構築

構築とは、設計書を元に実際にインフラを構築する作業です。

構築には、機器の運搬や組み立てから、ラックへの設置等ハードウェアに関する作業とOSのインストールや設定、動作テスト、負荷テスト等ソフトウェアに関する作業等があります。

その他にも構築する環境や手順が正しいかを検証環境で確認したり、検証や手順の確認ができたら、構築手順書を作成したりもします。

このように構築とは、インフラを使用可能にするための作業が全て含まれています。

運用・保守

運用とは、構築できたインフラを正常に利用できる状態を保つことです。保守とは、異常が発生した時に正常な状態に戻すことです。

要するに運用は日常的な管理、保守は緊急時の対応です。

ITインフラは基本的に24時間365日稼働し続けます。しかし、ソフトウェアのアップデートやキャパシティ管理などを適切に行わないとトラブル発生の原因となります。そのような障害を発生させないための日常的な管理を行うことが運用です。

また、長期間稼働させているとハードウェア不具合やソフトウェア不具合等想定外の事象が発生することもあります。そのような場合にハードウェアの修理、交換やソフトウェアバージョンを適切なものにする等の対応を行い、正常な状態に戻すことをITインフラの保守と言います。