地学

地形の形成!内的営力と外的営力とは?

目次

  • 地形の形成
  • 内的営力
  • プレートテクトニクス
  • プレート
  • 大陸プレートと海洋プレート
  • 外的営力
  • 風化
  • 侵食
  • 堆積

地形の形成

地形は地表の形であり、個体としての地球とそれを取り巻く大気や水の接触面なので、両者の影響や作用を受け、様々さ時間スケールで絶えず変化し続けます。

このような地形を作り、変化させていく要因を内的営力外的営力と言います。

内的営力とは、地球の内部に原因を持つ作用や力のことです。具体的には火山活動によるマグマの噴出や地震活動、それらに伴う土地の隆起や沈降などの地殻変動などです。

外的営力とは、地表面より上に原因がある事象で、長期的な気候の変化から短時間の集中豪雨まで、いろいろな時間スケールで地球表面を浸食したり、地層を堆積させたりする作用です。

内的営力と外的営力以外に地形を変えるもう一つの力が、人間の営みです。河川上流でのダム建設によって下流部へ土砂が供給されなくなり、各地で海岸浸食が発生するなどがあります。

内的営力

内的営力とは、地球の内部に原因を持つ作用や力のことです。具体的には火山活動によるマグマの噴出や地震活動、それらに伴う土地の隆起や沈降などの地殻変動などです。

プレートテクトニクス

地形形成に強く影響する内的営力は「プレートテクトニクス」です。プレ-トテクトニクスとは、地球の表面がプレートと呼ばれるいくつもの部分に分かれており、プレートが独立して運動することでさまざまな地質現象が起こると考える理論です。地球の表層は何枚もの移動する板状の岩盤(プレート)に分かれていて、それぞれが異なった動きをしています。片方のプレートがもう片方の下に沈み込んだり、プレート同士がすれ違ったりします。また、地球内部からマントルが湧きあがり、新たにプレートが形成されたりします。

プレートテクトニクスについて興味がある方は以下の記事も読んでみて下さい。

プレート

プレートとは、巨大な硬い岩盤です。その為、内部で変形することはほとんどありません。プレート同士の運動によって引き起こされるずれや歪みは、プレートの境目に集中します。その結果、プレート境界に当たるところで地殻変動や火山活動などが発生するのです。

大陸プレートと海洋プレート

プレートには大陸を作る大陸プレートと海洋底を作る海洋プレートがあります。どちらも地球の一番外側を作る地殻とその下の上流マントルの最上部で構成される硬い岩盤ですが、大陸と海洋では近くの厚さと組成は異なります。

大陸プレートの地殻は厚さ30~40キロメートルと厚いのですが、密度の低い花崗岩から出来ています。上部マントル最上部も加えたプレート自体の厚さは100キロメートル程です。

海洋プレートの地殻は薄いのですが、密度の高い玄武岩で主に構成されています。上部マントル最上部も加えたプレート自体の厚さは暑いところでも70キロメートル程と考えられています。

このため大陸プレートと海洋プレートがぶつかると密度の高い海洋プレートが密度の低い大陸プレートの下に沈み込みます。こうしてプレートの沈み込みは起きます。プレート沈み込み部分ではそれに関連した変動が起き、沈み込みによってつくられた様々な地形が存在します。沈み込みによって作られた地形は大規模な地形のため、人工衛星のように遠く離れた視点から全体を見渡すと、その特徴が分かります。

外的営力

外的営力とは、地表面より上に原因がある事象で、長期的な気候の変化から短時間の集中豪雨まで、いろいろな時間スケールで地球表面を浸食したり、地層を堆積させたりする作用です。外的営力は太陽エネルギーと重力を原動力とし、気温や雨風、河川、氷河、波浪など地球外部から地形を変化させていきます。

風化

気温の変化や水分の凍結・融解、雨水による化学反応などによって岩石が破壊されたり、分解されたりする作用のことです。一般的に風化作用は物理的風化作用と科学的風化作用に分けられます。

物理的風化作用とは、主に温度変化による膨張と水の凍結膨張で起こります。岩石や岩石の中の水の気温の変化で岩石や水が膨張や収縮します。気温の変化が繰り返されると岩石の中に微小な割れ目が発生し、次第に割れ目の数や大きさを増しやがて崩壊します。このような作用を物理的風化作用と言います。

化学的風化作用では、岩石は水和・炭酸化・酸化・加水分解・融解など水を中心とした接触反応で分解され、溶け出す成分と融け残る詩文に分かれます。

風化について興味のある方は以下の記事も読んでみて下さい。

侵食

侵食作用とは、氷河や河川、波浪、風などが地表の岩石や土砂を削り取る作用のことです。河水による河食、海水による海食、氷河による氷食、風による風食などがあります。

堆積

風化作用や浸食作用などで生じた土砂が運搬力の弱まったところに積み重なる作用のことです。運搬方法としては流水や氷河、風、火山活動などがあります。

侵食、運搬、堆積についての記事も作成しましたので、興味がある方はぜひ読んでみて下さい。