地理学

緯度と経度とは?時差の計算も説明

目次

  • 緯度と経度とは?
  • 緯度とは?
  • 経度とは?
  • 時差の計算

緯度と経度とは?

地球上で国や都市の場所を表す時に、緯度と経度を使います。

緯度とは?

緯度とは、赤道を0度として、北極点、南極点までをそれぞれ90度ずつに分けたものです。

赤道より北側を北緯〇度、南側を南緯〇度と表します。

同じ緯度を結んだ線を緯線と言い、赤道と必ず並行です。

経度とは?

経度とは、イギリスのロンドン、北極、南極を通る本初子午線を0度として東西それぞれ180度に分けます。

本初子午線から東側は東経〇度、西側は西経〇度と表します。

同じ経度を結んだ線を経線と言い、赤道と直角に交わります。

経度によって、国や地域の時間が決まります。

世界では、国や地域の標準時が設定されます。

標準時は、ロンドンの本初子午線を基準に、経度の差で割り出されます。

日本の標準時を決める本初子午線は、兵庫県明石市のある統計135度です。

本初子午線の反対側の経度180度に日付変更線があります。

時差の計算

地球は丸く、北極点と南極点を結んだ軸を中心に自転します。

一周するのに24時間かかる為1時間当たり15度(360÷24)回転します。

つまり、経度差を利用して時差を計算することが出来ます。

時差の計算で注意するのは、日付変更線を通らない方の経度差で時差を計算することです。

簡単な覚え方は、

東経と西経の場合は経度を足し算してください。

東経と東経または西経と西経の場合は引き算してください。

例えば

ニューヨークは西経75度で日本は東経135度なので

(75+135)÷15=14時間

エジプトのカイロは東経30度で日本は東経135度

(135-30)÷15=7時間

今回は経度と緯度、時差の計算についてでした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。