地理学

気候要素と気候因子について!気候の三要素(気温、降水量、風)

目次
  • 天気、天候、気候とは?
  • 天気とは?
  • 天候とは?
  • 気候とは?
  • 気候要素と気候因子
  • 気候要素とは?
  • 気温
  • 降水量
  • 気候因子とは?

天気、天候、気候とは?

天気、天候、気候とは、晴雨や気温、湿度、風の向きなどの気象状況についての言葉です。天気、天候、気候は、期間によって使い分けられています。

天気とは?

天気とは、ある場所、時刻の気象状態のことで、気圧や気温、湿度などを含めた大気の状態、空の様子のことです。

期間は数時間から数日間です。

天候とは?

天候とは、天気と同様空の様子や大気の状態を表し、天気よりももう少し長い期間の気象状態のことです。

期間は一週間や一か月など比較的短い期間です。

気候とは?

気候とは、一年や季節を周期として毎年繰り返される大気の総合状態です。また、春の気候や夏の気候など季節の移り変わりを表す時にも使われます。

期間は一年や季節を繰り返す周期など天気や天候と比べて長期間です。

気候要素と気候因子

気候要素とは?

気候要素とは、気候を構成する様々な大気現象のことです。観測によって得られる大気の性質・状態を示したものです。

気温、降水量、風を気候の三要素と呼びます。

気温

気温とは、大気の温度のことです。緯度や標高、海からどれくらい離れているかなどによって気温が変化します。

降水量

降水量とは、大気から地表に落ちた水の量です。雨だけでなく霧や雪も降水量に含みます。気圧や地形、海流、海からどれくらい離れているかなどによって降水量が変化します。

風とは、地球上の大気の流れのことです。基本的に風は高気圧側から低気圧側に向かって吹きます。

気候因子とは?

気候因子とは、地球上の気候が場所によって異なる原因です。すなわち、気温、降水量、日照、風などの気候要素の分布に影響する要因のことです。例えば緯度や高度、臨海度、海流や地形などです。